女になりたくて～　ニューハーフ娼婦・麦子

金曜日のお客さん。
もう麦子の事は全部知っている若いお兄様。サラリーマンだっけ？
麦子のブログを読んだらしい、
スタップ細胞？忘れていたけど確かに少し長い記事も書いたわね。あれはあたし？それとも麦ちゃん？
あれ見て、麦子は頭がいいですって。
そういえば、麦子と麦ちゃんを区別して話をするお客さんは、いないわね。早く出てこないかなあ？(-_-;)。
私のウィリアム・アルバート・アードレー大おじさま。

これが正解ね、多分。
(キャンディ・キャンディより)

久し振りに店長と二人だけの吉野家へ。歩きながらの会話は二人とも大人。店長にとって、大切なホッとする時間？
これとパソコンとデコピン遊びがあるから、店長は麦子を手離せない(^_^)b。
この日の会話は大人の彼がテレビ取材を麦子に受け入れさせる為の会話。惚れている女の女心を鷲掴み。これは逃げられないわ～(^^ゞ。
だって、女ですもの。

今週は、木金土が出勤。
久し振りの三連チャンは、水流るるが如く、エヴァへの復讐戦を想起させます。種銭よ～(^^ゞ。
行きは、片道電車賃しかお財布に残っていないから、大変よ～(^_^)b。万が一にも、日払いもらえないと、登戸から歩き旅なのよね。
金曜日に、店長から、テレビ取材はの話。あたしが狙いなんですって。ブログ見てお店に電話のパターンらしいです。
初めは、機嫌よくした麦子さん。
「店長、雑誌の取材って、大したことないわよ。」
「いや、違うよ、テレビ。」　
聞いたら、あら？大きな全国ネットなのね。
「あたし、いやよ。」
「お店に貢献しなさい～。お客さん、呼べないんだから。」
「じゃあ、二択。出て、お店やめるか？出ないでお店続けるか？」
店長、珍しく慌てて。
ちょっと嬉しい。
【あたしは、彼にとって必要な女。】
あとは、仕事が終わった後の二人だけのデートへ続きます。

麦ちゃんの決定事項。
核の発射ボタン押してから、４ヶ月経過後、点火を確認したわ。核が炸裂するXデーがいつか？は、極秘事項ね。
それにしても、家にいて、この一年間で、初めて？とった受話器で、点火の知らせを聞くとはね。
さすが麦ちゃんの決定事項！
確実に遂行されるのね。喧嘩相手の大きさとは関係なく。
とりあえず、お役所へ行ってくるわ。部署名がいかにもスパイ大作戦ね。
いまさら、麦子がヤキモキする話ではないのに、すごく心配だわ。

オーナーのご主人様からメールが何通も来て、まだ私は、ヘルス嬢みたいです。やっぱりご主人様とやり取りすると、その気になりますね。(-_-;)。